予防 接種 禍 と は. ジフテリア予防接種禍事件(その1) 知られざる戦後薬害第1 号事件 1948年11月に京都市および島根県東部で実施されたジフテリア予防接種において,84名の 乳幼児死亡を含んで1,000人規模の被害を生み,世界の予防接種史上最大の件となった。製 ――平成の予防接種行政を振り返ると、まず「予防接種禍訴訟」がありました。 昭和の後半から、定期接種の予防接種では複数の問題が重なっていました。 1970年代から問題となった「種痘禍問題」です。 天然痘は日本においては1955年以降には発生がなくなりましたが、天然痘ワクチン (種痘)は続けられてきました。 海外から侵入の可能性はあったためです。.
Pmrj-一般財団法人 医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス財団:出版物: 薬害教育関連刊行物 from www.pmrj.jp
予防接種ワクチン禍事件 (昭和59年5月18日東京地裁) 予防接種法(昭和51年法第69号による改正前の法律) によって実施され、 あるいは国の行政指導に基づき地方公共団体が 接種を勧奨した各種予防接種を実施し、 1種類または2種類の接種を受け、その結果、 右予防接種ワクチンの副作用により、疾病にかかり、 障害の状態となり、または死亡するに至った. 髄膜炎事件など予防接種が関係したケースがかなりあっ た.その原因は,ワクチンの品質などに問題があったもの と,集団接種の仕方などの接種方法などに問題があった場 合とがある. ジフテリア予防接種禍事件は,第二次世界大戦終了間も 予防接種禍と国家補償 (抱 喜久雄) 実体法上の権利として生ずることはないとして これを否定した 。 (2)損害賠償責任につ いて 「予防接種により重篤な副反応が生じた場合には , 本来当該個人に は予防接種を強制すべ きでなかっ たとい う意味で
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予防接種ワクチン禍事件 (昭和59年5月18日東京地裁) 予防接種法(昭和51年法第69号による改正前の法律) によって実施され、 あるいは国の行政指導に基づき地方公共団体が 接種を勧奨した各種予防接種を実施し、 1種類または2種類の接種を受け、その結果、 右予防接種ワクチンの副作用により、疾病にかかり、 障害の状態となり、または死亡するに至った. 和23年)に予防接種法が公布され大きな変化は1976年 (昭和51年)に健康被害の法的救済制度がもりこまれ, 1994年(平成6年)には現行の基本となる個別接種に移 行した4 )5.こうした背景には種痘禍(1968),dpt 禍 髄膜炎事件など予防接種が関係したケースがかなりあっ た.その原因は,ワクチンの品質などに問題があったもの と,集団接種の仕方などの接種方法などに問題があった場 合とがある. ジフテリア予防接種禍事件は,第二次世界大戦終了間も 予防接種禍と国家補償 (抱 喜久雄) 実体法上の権利として生ずることはないとして これを否定した 。 (2)損害賠償責任につ いて 「予防接種により重篤な副反応が生じた場合には , 本来当該個人に は予防接種を強制すべ きでなかっ たとい う意味で